イイダ傘店と中川政七商店がコラボレーションし、日常に彩りを添える４種のかや織ふきんを作りました。
イイダ傘店は、日傘・雨傘を糸屋、染工場、機織機、防水屋、たくさんの職人の手を経て、布から創造し、仕立てる傘屋です。
その個性豊かなテキスタイルデザインを活かし、日々の暮らしをより楽しくする特別な一枚に仕上げました。

【トウモロコシ】
太陽の光をたくさん浴びて、元気あふれる鮮やかなイエロー。
茹でたトウモロコシを割ってみたら、ぐるっと粒々、トウモロコシの花が咲いた。

【バゲット】
外はカリっと、中はしっとりもちっと香ばしいバゲットたち。
バターを塗ってシンプルに？
ジャムを塗っても美味しいね。
焼きたての香りが漂ってきそうなバゲット模様。

【アンブレラ】
パッと大きく開く、傘たちのシルエット。
これまでにイイダ傘店で生み出された傘があっちにこっちに舞い踊る。
一度にたくさんの傘は差せないけれど、このテキスタイルがあれば、傘の花がいっせいに咲き誇る。

【こもれび】
ゆらゆら揺れる葉っぱと一緒に、ゆらゆら揺れる太陽の光。
隙間から洩れるまぶしい木洩れ日と、光を通して色鮮やかに輝く葉っぱの揺らめき。

奈良の工芸「かや織」は、奈良時代より前に伝わった「風は通すが蚊は通さない」という蚊帳（かや）に使われる目の粗い薄織物です。綿のかや織を5枚重ねで縫い合わせたふきんは、使うほどにやわらかくなり、吸水性に優れ、丈夫で長く使うことができます。器や台ふき、おてふきなどにも最適です。ちょっとしたご挨拶や配りものに。