THE MODS COAT Downは、約490gもの羽毛を贅沢に使用したダウンコート。
1950年代のモッズコートをベースに、流行に左右されない形状を目指しました。

RDS（レスポンシブル・ダウン・スタンダード）認証を取得した4種のグース及びダックの羽毛を使用し、生きたまま毛をむしるライブプラッキングや強制給餌による飼育を一切行なわずに作っています。

羽毛の重さあたりの膨らみを示すフィルパワーは650フィルパワーで、空気の断熱効果による保温性に優れたダウンを使用しています。

生地には、コットンとシルクの混紡糸を採用。
丈夫なコットン80%をベースに、肌触りの良いシルクを20%配合することで、適度な光沢と張りのある生地に仕上げました。
袖先に隠されたリブは冷風の侵入を防ぎ、上質なダウンによる暖かさを保ちます。

形状として参考にしたのはモッズコート。

モッズとは1950年代後半から1960年代中頃の、ファッションと音楽を愛したイギリス・ロンドン郊外の若者たちのこと。
彼らの愛用していたミリタリーパーカーM-51が、今日のモッズコートの元祖と言えます。
THE MODS COAT Downは、M-51の特徴であるヘルメットの上から被ることを想定した大きめのフードや、裾がはためかないためのドローコードがアイキャッチとなり、ダウンのボリューム感を引き締め、美しいシルエットとなっています。

美しいシルエットと圧倒的な暖かさ。
そのバランスを精緻にデザインしたロングコートです。